「ワンルームマンションなどの分譲マンション投資のメリットって何?」
「分譲マンション投資を始めるにはどんな戦略が必要?最後はどうしたらいい?」
など、分譲マンション投資について疑問を持っている方は多いです。1,000万円以上の資金を投じるわけなので、誰もが「失敗したくない」という気持ちを持っています。
そこで今回は、分譲マンション投資の投資戦略や特徴、メリットや出口戦略などについて紹介しています。この記事を読めば、「どんな物件を選んだらいいのか」「どのような考えで投資に臨むべきか」がわかります。ぜひ、ご覧ください。
目次
分譲マンションの特徴
分譲マンションは、ワンルーム〜4LDKなど間取りが豊富で設備も充実しており、立地が良いのが特徴です。多くの不動産会社が分譲マンションの投資物件を扱っており、競争に勝つためにより良い物件を開発するからです。また、地震や台風などの災害にも強く、長期にわたり節税効果が期待できます。不動産投資には、アパートや戸建物件もありますが、ワンルームマンションなどの分譲マンション投資が主流です。
分譲マンションの投資戦略
分譲マンション投資をする場合は、利便性が良い・将来的に価値が上がる物件を狙いましょう。このような物件であれば、利益を出しやすいからです。それぞれの物件を狙う戦略について見ていきましょう。
利便性の良い物件を狙う
分譲マンション投資をする際は、利便性の良い物件に投資をすることが大事です。
- 主要の駅から徒歩10分圏内(できれば5分圏内)
- 買い物施設が充実している
など、特に駅と買い物施設が近いことは押さえておきたいポイントです。また、ファミリー向けマンションの場合は以下の2つが重要になります。
- 買い物施設が充実している
- 教育施設や医療機関に近い
このようなポイントを押さえた生活利便性・交通利便性が高い物件は、安定した賃貸経営が見込めます。分譲マンション投資をする際は、利便性が良い物件を狙いましょう。
将来的に資産価値が上がる物件を狙う
分譲マンション投資をする場合は、将来的に資産価値が上がる物件を狙いましょう。将来的に価値が上がれば、高い家賃を維持できますし、売却して利益を得ることができます。つまり、「賃貸」「売却」どちらでも稼げるようになるということです。
- 人気の駅に近い
- 再開発エリアに近い
- 人口が増え続けているエリア
- 大型商業施設などが開発予定
などのエリアは将来的に資産価値が上がる可能性があります。将来的なことも見据えて物件選びをするようにしましょう。
分譲マンションの投資メリット
分譲マンション投資は、利回りや節税効果が高く安定した賃貸経営ができるのがメリットです。アパートや戸建投資とは違い、立地や耐用年数で有利だからです。
以下は分譲マンション投資の4つのメリットになります。
- 利回りが高い
- 利便性・住環境が良い
- 多くの物件から選べる
- 長期間の節税効果が期待できる
それぞれのメリットについて、1つずつ確認していきましょう。
利回りが高い
分譲マンション投資のメリットは利回りが高いことです。駅近など利便性が高いことが多く、高い家賃設定ができるので利回りも高くなります。アパート物件などであれば駅から少し離れますが、ワンルームマンションをはじめとした分譲マンションは駅近物件がたくさんあります。高い利回りで安定した賃貸経営が可能です。
利便性・住環境が良い
利便性や住環境が良いのは分譲マンション投資のメリットです。ワンルームマンションは駅近物件が多く、ファミリーマンションは住環境が良い立地の物件ばかりです。利便性や住環境が良いため賃貸需要が高く、空室率を抑えることができます。不動産会社も物件を売りきらないといけないため、客付きが期待できる利便性や住環境が良い物件を販売します。多くの単身者は通勤・通学しやすい便利な場所、ファミリー層は安心・安全で子育てしやすい立地を求めます。分譲マンションはこれらの立地を押さえているので人気が高いです。
多くの物件から選べる
多くの物件から選べることも分譲マンション投資のメリットです。単身者向けのワンルームマンションやDINKS向けの2LDK、ファミリー向けの3LDK〜4LDKなど、ターゲットに合わせてさまざま物件があります。また、豪華な設備を施した富裕層向けのラグジュアリーマンションや学生などをターゲットにしたローコストマンションなど種類が多彩です。多くの物件・間取り・コンセプトから選べるのは分譲マンション投資のメリットになります。
長期間の節税効果が期待できる
分譲マンションは鉄筋コンクリート造(RC)もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)のどちらかで建てられています。アパートや戸建のように木造はありません。建物の耐用年数は以下のように構造で異なり、鉄骨鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造は期間が長いです。
- 軽量鉄骨プレハブ造(骨格材肉厚3mm以下):19年
- 軽量鉄骨プレハブ造(骨格材肉厚3mm〜4mm):27年
- 木造:22年
- 鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造:47年
このように、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の建物は耐用年数が非常に長いです。耐用年数は建物を減価償却(長期にわたり経費をわけて計上していくこと)する際に用いる数字です。
新築分譲マンションであれば建物代を47年かけて経費計上できるため、長期にわたり節税効果が期待できます。木造のアパートや戸建の2倍以上の長さです。
出口戦略とは
分譲マンション投資を始める際は、ゴールをイメージしておく必要があります。そして、出口戦略を見据えた上で物件選びをすることが重要です。ここでは、分譲マンション投資の1つの出口戦略について紹介します。
将来的な売却も見据える
分譲マンション投資をする際は「●年間は賃貸で家賃収入を得て、その後は売却をする」など、将来的な売却も視野に入れておくといいでしょう。30年〜40年後の世界は誰にもわからず、今は安定した家賃収入が入る物件でも、将来はどうなるかわかりません。そのため、10年後〜20年後など、比較的早いタイミングで売却をすることも視野に入れておけば、状況に応じて対応ができます。長期保有することの不確実性なリスクを軽減することが可能です。「早いタイミングで売却しても利益が出る物件」を選んでおけば、売却でも賃貸を続けても利益が期待できます。分譲マンション投資をする際は、将来的な売却も見据えておきましょう。
まとめ
今回は、分譲マンション投資の投資戦略や特徴、メリットや出口戦略などについて紹介しました。最後にもう1度、大事なポイントをまとめています。
- 分譲マンションはアパートや戸建に比べて災害にも強く立地が良い物件が多い
- 分譲マンション投資は「利便性の良い物件」「将来的に価値が上がる物件」を狙う
- 分譲マンションは多くの物件から選べて利回りが高く、長期の節税効果が期待できる
- 売却することも考えて投資計画や物件選びをすることが大事
ワンルームマンションの分譲マンション投資であれば1,000万円〜2,000万円で始めることができます。不動産投資に興味がある方はここで紹介した内容を参考にして、早速始めていきましょう!