クレジットカードの支払いができなくても、まずは落ち着いて!
クレジットカードで買い物しすぎて「ヤバイ!払えない!」という状況に陥る場合は誰にでも起こりうるもの。
大切なのは、お金が支払えないとわかったときに「どう対応するか」です!
今回は、クレジットカードの請求額が払えない人の「カードの支払いを滞納するとどうなるの?」という疑問にお答えします。
クレジットカードの請求額が払えないときの対処法も紹介しているので、「カードのお金払えない…」と頭を抱えている人はこの記事を読んでみてください。
目次
クレジットカードの支払いを滞納してしまったらどうなる?
クレジットカードの請求額が払えないと、「ヤバイ!」とはとっさに思うものの、実際どうなるかはっきりわかっている人は少ないでしょう。
最初に、クレジットカードの支払いを滞納するとどうなるかを解説するので、確認してみてください。
遅延損害金が発生
クレジットカードの支払いを滞納してしまうと、遅延損害金が発生します。
遅延損害金とは、「クレジットカードの支払い延滞料金」のこと。
クレジットカードの請求額が支払われなかった場合、支払日の翌日から支払うまで発生します。
一般的にかかるとされる遅延損害金は、「クレジットカード請求額×年率20%」です。
遅延損害金は、クレジットカードの支払いが遅れれば遅れるほど高額になるので、延滞日数が長引かないように注意したいところです。
カードが使えなくなる
クレジットカードの支払いが滞った場合、カード会社に規約にもよりますが、最短で支払日の翌日にはカードが使えなくなります。
ほとんどの場合、滞納分を支払い、その確認がとれると、数日後には再びカードが使用可能になります。
しかし、滞納があまりに長引くとカード会社から強制解約されるため、二度とカードが使えなくなる場合もあるということも覚えておきましょう。
今後新しいクレジットカードが作れなくなる
延滞が長引くと、一定期間は新しくクレジットカードを作ることができません。
クレジットカードを作り、使用した情報は「信用情報機関」というところに登録されます。
- 長期延滞
- 強制解約
上記のクレジットカードのトラブル記録は、最低でも5年間は信用情報機関に登録されていて、その記録が消滅しない限りクレジットカードは作れないようになっています。
クレジットカード会社は、信用情報機関のデータをもとに「申込者は信用できるか」を判断しているからです。
1度、長期延滞や強制解約といったトラブルを起こすと、新しいクレジットカードは作れなくなると思っておいたほうがいいでしょう。
クレジットカードの請求額が払えないときの対処法
ここで、クレジットカードの請求額が払えないときの対処法を紹介します。
どんな場合でも、落ち着いて適切な対処をすることが大切ですよ。
基本の対処法
まずは、基本的にするべき対処法を紹介します。
とりあえず落ち着いて請求額と引き落とし日を確認する
「クレジットカードの支払いができない!」と気づいたら、慌ててしまいますよね。
しかし、慌ていては適切な対処はできません。
まずは気持ちを落ち着かせて、肝心の「請求額」と「引き落とし日」を確認しましょう。
基本的に、クレジットカードの支払いは1円単位できちっと払わないといけない決まりになっています。
そのため、「請求額はいくら」で、「何日までに引き落とし口座に用意しておかないといけないのか」を、まずは明確にするのです。
他の預金口座にお金を貯めてなかったか調べる
請求額と引き落とし日を確認出来たら、他の預金口座も確認して、お金を貯めていなかったか調べてみましょう。
「使っていない口座にお金を入れっぱなしにしてた!」という場合もあります。
銀行口座を2、3所有している人はまだ望みがありますよ!
他の支払い方法に変更できるか確認する
カード会社や使っているクレジットカードの種類によっては、支払い方法を変更できる場合があります。
- 分割払い
- ボーナス一括払い
- リボ払い
上記の方法に変えることができたら、支払額や支払い日も変わってくるので、延滞せずに請求額を払える可能性が見えてきます。
自分の使っているカードは、支払い方法が変更できるかできないか、確認してみてください。
カード会社に連絡・相談する
「クレジットカードの請求額が払えない!」と確実にわかっているなら、カード会社に連絡してください。
きちんと連絡すれば、カード会社によっては数日お金の振り込みを待ってくれたり、引き落とし処理を後日に回してくれたりする場合があります。
また、先ほど紹介した支払い方法の変更についても相談乗ってくれることもありますよ。
お金を準備する方法
続いて、支払うお金を準備するための対処法を紹介します。
買取サービスやオークションで売れるものは売る
買取サービスやオークションで、身近なもので売れるものは売りましょう。
この方法は、リスクも手間も少ないのでおすすめです。
今や、アプリやネットが普及しているため、買取サービスもオークションも気軽に利用できますよね。
また、短期間でまとまったお金を準備できるところもメリットです。
しかし、「入金は2週間後」「なかなか売れない」という場合も考慮しておく必要があります。
買取サービスやオークションでお金を捻出する場合は、「クレジットカードの支払いができないかも…」と感じた直後から売る準備をはじめてください。
即日払いバイトする
即日払いバイトをすることも、支払い額のお金の準備に有効です。
即日払いバイトなら、仕事したその日に給料が受け取れます。
仕事を頑張れば確実にお金が手に入り、即金性が高いので、「短時間で確実にお金を準備したい!」という人にぴったりです。
可能な人は、即日払いのバイトを検討しましょう。
家族や友達に相談する
クレジットカードの支払額が払えないときは、家族や友達に相談すると、お金を立て替えてくれる場合もあります。
お金の問題なので、なかなか相談しにくいところではありますが、借金やローン地獄といった最悪の場合を考えると黙っている場合ではありません。
ただ借りるだけではなく、「今後は計画的に買い物する」「クレジットカードをあまり使わないようにする」といった姿勢を示すのも大切です。
また、「〇〇までには必ず返す」と返済期限についてもしっかり話し合っておきましょう。
どうしても払えないときは…債務整理
クレジットカードを支払えないときの対処法を繰り返しても、「請求額を支払えない…」という人の最終手段として、債務整理があります。
債務整理とは、債務者の財政難を回復させることが目的としている手続きなので、支払う見通しが全く立たない人は検討するべきともいえます。
だからといって簡単に債務整理を選ぶのも考えものです。
なぜなら、債務整理をすると信用情報機関に「債務整理した」というデータが記録され、最低5年間は金融機関でローンが組めなくなるからです。
5年も自動車ローンや住宅ローンが利用できないとなると、生活に支障をきたす可能性は高いでしょう。
債務整理はあくまで最終手段と考えて、他の対処法でお金を準備できるように手を尽くしてみてください。
まとめ:クレジットカードの請求額が払えなくても、落ち着いて対処すれば乗り切れる
クレジットカードは簡単に利用できるからこそ、「払えない!」というピンチに陥りやすいものです。
ピンチに陥ったときこそ、まずは深呼吸して、気持ちを落ち着かせてください。
落ち着いたら、
- 支払日
- 請求額の引き落とし日
- 預金残高
- カードの支払方法
を一つひとつ確認しましょう。
きちんと確認していけば、できること、やらなければいけないことが自然と見えてくるはずです。
「クレジットカードの支払いができない!」とわかったら、焦らず対処してくださいね。
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