長引く不況の中、2019年4月より次々に打ち出されている働き方改革の関連法。副業や兼業を認める企業も増える昨今、組織に属する個人のワークスタイルが多様化してきています。
そんな状況において、今回は中小企業庁が発表した「起業と副業」についての意識調査の結果をご紹介いたします。
現在、社会で活躍する世代は、自らの働き方についてどんな考え方をもっているのでしょうか?
起業と副業についての意識調査概要

- 一般男女に対して、「起業・副業意識」を聴取
- 起業家に対して、起業にまつわる行動を聴取
調査方法
インターネット調査
調査期間
2020年1月14日~15日
調査地域
全国
調査対象
【事前調査】20~60代の一般男女7,780名(現無職者を除く)
【本調査】回答者の中から実際に起業している「起業家」及び、「起業無関心者」を選抜。
起業家 → 250名、起業無関心者 → 250名
調査機関
楽天インサイト株式会社
※本資料は、同日2月18日(火)に開催された、中小企業庁主催、「Japan Challenge Gate2020 - 全国ビジネスプランコンテスト -」会場にて配布された資料となります。
起業と副業についての意識調査結果

事前調査
対象
20~60代の一般男女7,780名
Q.今後、起業したいですか?
Yes → 12.6%
興味なし → 78.8%
すでに起業している → 8.6%
本調査
対象
事前調査で「興味なし」と答えた起業無関心者250名
Q.会社を辞めずに起業する「副業起業」への意向は?
興味あり → 37.6%
起業と副業についての意識調査まとめ
今回は、中小企業庁が発表した「起業と副業」についての意識調査の結果をご紹介いたしました。
20代~60代の一般男女において、約8割の人が起業に興味なし。しかし、その中で「副業起業」への意向がある人は約4割に達しています。
本業を捨て、1から会社を立ち上げることに関しては抵抗があるものの、「副業」というワードが入ることで、起業に対するリスキーなイメージが緩和されるようです。
「正社員 = 絶対安定」とはいえない現代、今後ますますパラレルワークを考える人が増えていくのではないでしょうか。
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