「30代からワンルームマンション投資を始めても大丈夫?」
「30代で始めるメリットや注意点を教えて」
など、ワンルームマンション投資について疑問や不安をお持ちではないでしょうか。
そこで今回は、30代で始めるワンルームマンション投資のメリットや注意点について紹介しています。
この記事を読むことで、30代で始めることの利点が理解でき、リスク管理もしやすくなりますので、ぜひご覧ください。
目次
30代でワンルームマンション投資を始めるメリット
まずは、30代でワンルームマンション投資を始めるメリットについて、紹介します。どのようなメリットがあるかを理解することで、30代で始める優位性を理解できます。
以下は、30代でワンルームマンション投資を始める4つのメリットです。
- 長期融資が受けやすい
- 毎月の返済額を抑えられる
- 団信でNGが出にくい
- こそこの金額のものを買える
1つ目のメリットから確認していきましょう。
長期融資が受けやすい
30代でワンルームマンション投資を始めるメリットが、長期融資を受けやすいことです。長期期間のローンを利用することができます。以前は、不動産投資ローンの返済期間は最長35年でしたが、現在は45年まで利用できるローン商品も登場しています。30代であれば、長期のローンでも審査が通るタイミングなので、35年〜45年返済も可能です。
毎月の返済額を抑えられる
毎月の返済額を抑えられることも、30代でワンルームマンション投資を始めるメリットです。上記のように長期融資が利用できるため、毎月のローン返済額が少なくなります。ローン返済額が少ないため、十分なキャッシュフローを確保できます。
団信でNGが出にくい
30代でワンルームマンション投資を始めることは、団信(団体信用生命保険)でNGが出にくいこともメリットと言えます。団信は、ローンに付帯する保険のことです。万が一、ローン契約者が死亡・高度障害状態になった場合に、保険金でローン残債が支払われる制度になります。そのため、もしもの際は、ローンがない物件を家族に残すことが可能です。
ただし、団信は健康状態に問題があれば加入することができず、ローンの利用もできなくなります。30代であれば健康な人が多いので、団信でNGが出づらく、安心して不動産投資ローンを利用できます。
そこそこの金額のものを買える
30代であれば、ある程度の金額の物件を買うことができます。なぜなら、以下の理由から、不動産投資ローンが利用しやすいためです。
- 収入が高い人が多い
- 長期融資が受けやすい
- 健康な人が多い
ローンが利用しやすいことで、物件選びの幅も広がります。
30代で始めるワンルームマンションの注意点
30代でワンルームマンション投資を始める場合の注意点もあります。
注意点を知らずに始めてしまうと、想定以上に費用が高くなったり、資金計画に狂いが生じて運用すら始められない可能性があります。
ここでは、以下2つの注意点について、見ていきましょう。
- 築古マンションを買うと修繕費がかかりやすい
- 住宅ローンを支払っていると融資が受けられない場合も
築古マンションを買うと修繕費がかかりやすい
30代でワンルームマンション投資を始める際は、築古物件に注意をしましょう。築古マンションを買うと、修繕やリフォーム費用がかかりやすいためです。
キッチンや浴室、フローリング、建具など、さまざまな部分が老朽化でボロボロの可能性があります。修繕やリフォームをすれば、借り手は見つかりやすくなりますが、数十万円〜数百万円のコストがかかります。物件価格が安くても、修繕・リフォームコストが高ければ、新築並みの出費となってしまうでしょう。
築古のワンルームマンションを購入する際は、修繕やリフォームにどれくらいのコストがかかるのか、事前に確認するようにしましょう。
住宅ローンを支払っていると融資が受けられない場合も
現在、住宅ローンを支払っている場合は、ローン審査が通らない可能性があります。借入金額が多くなり、貸し倒れリスクが高いと判断されるからです。30代になると住宅ローンを利用している人は多いため、事前に金融機関に相談するようにしましょう。
住宅ローン金額が少ない場合や自己資金が多い場合は、不動産投資ローンを利用できる可能性は高くなります。
30代でワンルームマンション投資を始めるのであれば
ワンルームマンション投資を30代で始める場合は、ここで紹介する物件や対応がおすすめです。
以下3つのポイントを押さえておけば、成功確率を高められるでしょう。
- 築年数20年未満の物件は融資がつきやすいので狙い目
- 生命保険をやめて、団信を利用して毎月の支出を抑える
- 安定した収入が見込める立地に買う
築年数20年未満の物件は融資がつきやすいので狙い目
ワンルームマンション投資を30代で始めるのであれば、築20年未満の物件がいいでしょう。築年数が古くないため、担保価値が高く、融資がつきやすいためです。
また、新築物件よりも安い価格で購入ができ、大規模な修繕やリフォームも必要がない可能性があります。融資がつきやすく購入しやすいため、30代で始めるには築20年未満のワンルームマンションがおすすめです。
生命保険をやめて、団信を利用して毎月の支出を抑える
不動産投資ローンには、団信(団体信用生命保険)が付帯するため、生命保険の見直しを行い家計の出費を抑えましょう。団信があれば、ローン契約者が死亡または高度障害状態になった場合に、ローン残債が0円になります。残された家族は、家賃収入を得ながら生活していくことが可能です。団信の保険料は、ローン金利に含まれていることが一般的です(0.1%〜0.2%)。そのため、別途保険料を支払う必要がありません。
不動産投資ローンには団信があるため、加入している生命保険を見直し、毎月の支出を減らしましょう。生命保険料を削減できれば、その分を旅行費用や貯蓄に回すことができます。
安定した収入が見込める立地に買う
ワンルームマンション投資をする場合は、安定した収入が見込める立地に買うことが大事です。
- 駅まで近い
- 商業施設が多く便利
- 病院や学校などが近い
- 再開発エリアに近い
- 人口流入が増えているエリア
など、このような立地は賃貸需要が高いため、安定した家賃収入を確保することができます。信頼できる不動産会社を探し、立地の良い物件を紹介してもらいましょう。
まとめ
今回は、30代で始めるワンルームマンション投資のメリットや注意点について紹介しました。最後に、ここで紹介した重要な4つのポイントをまとめています。
- 30代であれば、長期融資を受けやすく団信もNGが出にくいのでローンを利用しやすい
- 築古マンションを買う時にはリフォーム・修繕費用に注意が必要である
- 団信があるので生命保険を見直し、家計負担を減らすことができる
- 信頼できる不動産会社を見つけ、立地の良い物件を紹介してもらうこと
30代からワンルームマンション投資を始めることに、何もおかしなことはありません。むしろ、30代だからこそ多くのメリットがあります。現在、ワンルームマンション投資に興味を持っている方は、ここで紹介した内容を参考にして、早速、動き出しましょう。