人工知能(AI)が自動で投資をしてくれることで話題になっている最新投資サービスのロボアドバイザー。
最先端で最新のAIを使った全自動の投資に興味を持つ人もたくさんいるのではないでしょうか。
ロボアドバイザーはすべて全自動で行なってくれるため、自分で時間をかけて投資の勉強をする必要もありませんし、チャートを見て売買タイミングを考えたり毎日の相場チェックも一切必要ありません。
ロボアドバイザーについて詳しく知りたい人はこちらで解説しています。
そんなロボアドバイザーで投資をしてみたいと思う人にぜひ知っておいていただきたいのが、ロボアドバイザーを利用する際に必要となる手数料です。
ロボアドバイザーは、手数料を支払って代わりに運用してもらうというサービスのため、運用している期間は手数料の支払いがずっと必要になります。
ロボアドバイザーは長期での運用が基本となり、運用期間が長くなればなるほど手数料の負担が大きくなるので、少しでも手数料が安いロボアドバイザーを選ぶことをおすすめします。
そこでこの記事では国内ロボアドバイザーの主要サービスである
- ウェルスナビ
- THEO
- 楽ラップ
- マネラップ(MSV LIFE)
の手数料を比較してご紹介していきます。
各サービスの詳細もご紹介していくので、どのロボアドバイザーを利用しようか迷っている人に役に立つ内容となっています。
ぜひ読んでみてくださいね。
目次
ロボアドバイザーで必要になる手数料
ロボアドバイザーを利用するにはどのような手数料が必要になるのかをご紹介していきたいと思います。
ロボアドバイザーで必要になる手数料は以下の通りです。
- サービス利用手数料
- 投資信託の手数料
主にかかるのがこちらの2種類の手数料です。
ではそれぞれがどのような手数料なのか詳しく解説していきます。
サービス利用手数料
サービス利用手数料は、ロボアドバイザーを利用するためにかかる手数料です。
ロボアドバイザーにすべてを任せるために支払う対価と考えてください。
投資信託の手数料
ロボアドバイザーは、扱う金融商品の中に手数料が必要になる投資信託が入っているため投資信託の手数料も支払う必要があります。
投資信託を購入する際に支払う手数料は以下の通りです。
購入手数料・・・投資信託を購入する時に支払うもの
信託報酬・・・投資信託を持っている期間ずっと支払うもの
信託財産留保額・・・投資信託を現金化する際に支払うもの
通常の投資信託を購入する際に必要になるのがこちらの3種類ですが、ロボアドバイザーでは『信託報酬』のみ必要になる場合はほとんどです。
購入手数料はすべてのロボアドバイザーでかからず、信託財産留保額は一部のロボアドバイザーでのみ必要になります。
主要ロボアドバイザー手数料の比較
冒頭でもご紹介した4つのロボアドバイザーにかかる手数料を比較しました。
ウェルスナビ | THEO | 楽ラップ | マネラップ (MSV LIFE) | |
---|---|---|---|---|
サービス利用 手数料 | 1%(税抜) ※3000万円以上0.5% | 1%(税抜) ※3000万円以上 は0.5% | 0.702%(税込) ※固定報酬 | 0.648% (税込) |
投資信託 運用手数料 | 最大0.14% | 非公開 | 最大0.288% | 0.343%程度 |
投資信託 売却手数料 | なし | なし | 最大0.3% | なし |
割引 | 最大-0.1% | なし | なし | なし |
トータルコスト | 最大1.04% (税抜) ※割引適用時 | 1%以上 (税抜) | 1%程度 (税込) | 0.991%程度 ※1%を超える 場合もあり |
この4つの中で、先ほどご紹介した投資信託を現金化する際にかかる信託財産留保額が必要となるのは、楽ラップのみとなります。
また、この比較を見てもわかるように、どのサービスを選んだとしても必要となるトータルコストは年1%前後です。
年1%というのは、年100万円で運用するとしたら1万円ほどです。
このコストが高いか安いかの判断は人によって分かれるところだと思います。
これを支払ってでもすべて丸投げできることに魅力を感じる人はロボアドバイザーに向いているといえるでしょう。
主要サービスの紹介
先ほどご紹介した『ウェルスナビ』『THEO』『楽ラップ』『マネラップ(MSV LIFE)』がどのようなロボアドバイザーを提供しているサービスなのかをご紹介していきたいと思います。
ウェルスナビ
預かり資産・運用者数No.1がこのウェルスナビです。
CMも流れているので名前を聞いたことある人も多いのではないでしょうか。
今1番多くの人に選ばれているウェルスナビは、世界水準の資産運用ができるロボアドバイザーとして高い評価を得ています。
ウェルスナビの詳細はこちらから二記事をご覧ください。
https://fukugyo-beginner.net/wealthnavi-merit-demerit/
https://fukugyo-beginner.net/about-wealth-navi/
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THEO
ウェルスナビ同様、高い評価を受けているのはこのTHEOです。
2016年からサービスが開始されたまだ新しいTHEOは、主に20代~30代に人気があります。
THEOの1番のポイントは、1万円から1000円単位で投資が始められるという点です。
ロボアドバイザーによる投資を1万円という投資額から始められるというハードルの低さがTHEOのポイントだといえるでしょう。
https://fukugyo-beginner.net/about-theo/
dカード連動でお得に投資!おまかせ資産投資といえばTHEO!口座開設はこちらから→
楽ラップ
楽ラップは、楽天証券が提供しているロボアドバイザーです。
先ほどご紹介したウェルスナビ、THEOと違い証券会社が提供しており、楽天証券の口座を持っている人であれば口座を改めて開設することなく使うことができます。
https://fukugyo-beginner.net/about-rakuwrap/
マネラップ(MSV LIFE)
マネラップ(MSV LIFE)は、マネックス証券の口座を使用し、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社が実際のロボアドバイザーの提供を行います。
マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社は、日本とアメリカの大手金融機関が共同出資して設立した資産運用会社です。
マネラップ(MSV LIFE)は、なんと業界最低水準の初期投資額1000円からの運用が可能というのが1番の特徴です。
小さい金額からコツコツと投資をしたい人にぴったりと言えるでしょう。
https://fukugyo-beginner.net/about-manewrap/
タイプ別おすすめロボアドバイザー
ここまで4つのロボアドバイザーをご紹介しましたが、この中からどれを選べばいいか迷っている人のために、タイプ別でどのロボアドバイザーがおすすめなのかをご紹介していきたいと思います。
少額から投資をしたい人
少額から投資をしたい人は、最低投資額が低いこちらの2つがおすすめです。
1000円から始められるマネラップ(MSV LIFE)
1万円から始められるTHEO
どちらのロボアドバイザーもコツコツじっくりと資産運用することができますよ。
人気のロボアドバイザーを試したい
みんなが選んでいるものがいい、人気のものがいいという人におすすめなのが、預かり資産・運用者数No.1のウェルスナビです。
ウェルスナビはサービス開始の2年間で運用者数8万人、預かり資産を900億円を突破し、ロボアドバイザーの預かり資産が業界半分のシェアとなり急成長しています。
みんなが登録しているだけでとても安心できますね。
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余分な手数料は払いたくない
手数料に関しては、実際どの商品が投資対象となるのかわからないということもあり、各サービスで公表されている手数料はあくまで目安となっています。
どのロボアドバイザーを選んでも1%前後と大きな差はないため、どこを選んでもあまり変わらないといえるでしょう。
しかしその中で、長期割引などを利用して手数料が抑えられるウェルスナビ、手数料の低い商品への投資を推奨しているマネラップ(MSV LIFE)を選ぶという選択肢もおすすめです。
できるだけリスクを避けたい
ロボアドバイザーはあくまで投資です。
元本保証もされておらず、元本割れなどの損失を出す可能性も十分にあります。
その中でもできるだけリスクがない方がいいという人は、下落ショック軽減機能がついている楽ラップがおすすめです。
また、どこのロボアドバイザーでもできるだけリスクがない方法での運用の希望もできるため、そのような希望をするのもリスク回避の手段です。
増やすことを目標にすると同時に、減らさない着実な投資を行なっていきたいですね。
まとめ
ロボアドバイザーには手数料がトータル1%程度かかります。
その手数料を支払ってでも全自動で投資を行ないたいという人には、ロボアドバイザーはおすすめの投資方法といえるでしょう。
どこのロボアドバイザーを選んでも手数料に大きな違いはないため、特徴で選択してみるのがおすすめです。
各サービスの特徴や注意点を参考にして、ぜひ自分にぴったりのロボアドバイザーを選んでみてくださいね。