ウェルスナビとかロボアドバイザーという言葉を最近よく聞きませんか?結論的に言うと資産運用初心者からベテランも含めて、誰しも使う価値がある、信頼するに足るサービスです。
ロボアドバイザーはその名の通り、AIが優れた投資アドバイザーになってくれるサービスです。ウェルスナビは中でも全自動です。
絶対ということは言えなくても、かなりの確率で資産を増やす効果があるようです。このところじわじわと人気が高まっているウェルスナビにフォーカスし、評判や口コミ、メリットやデメリットをまとめてみました!
ウェルスナビを始めようかと検討している人は、ぜひとも参考にしてくださいね。
目次
そもそもウェルスナビとは一体どういうサービス?
ウェルスナビ(Wealth Navi)は「世界水準の資産運用を、すべて自動で」という謳い文句を高らかとか掲げながら、テクノロジーの力で、誰もが世界の富豪レベルの資産運用ができるようにしたロボアドバイザー・サービスです。
それでは具体的にどういう仕組みになっているのでしょうか?
ウェルスナビの仕組み
(出典)https://www.wealthnavi.com/service
本来、高い水準の金融アルゴリズムはごく一部の富裕層や機関投資家、ようするに特別な層だけのものでした。それがウェルスナビによって、庶民でも、しかも自動的に使えるようになったのです。
PCやスマホで登録が簡単にでき、最初に6つの質問に答えるだけで、その人の環境や投資の目的に最適なリスク許容度を計算し、ポートフォリオ(金融資産の組み合わせ)を作成してくれます。
(出典)https://www.wealthnavi.com/
実際にウェルスナビは、相場の動向に惑わされないで、投資家に代わってすべて自動で資産運用をおこないます。
AIに・・・人工知能にお金を託すなんて・・・という不安を持つ人も当然いるでしょう。しかしそのAIは感情という不安定要素に左右されず、常に冷静かつ客観的に蓄積されたデータを解析しながら最善の選択肢を選びます。
(出典)https://www.wealthnavi.com/
自動的に最善最良を目指した資産運用がなされて、好きな時に出金できます。出金しなければ福利効果、つまり得られた利益をそのまま元本に組み込んで運用の分母を大きくし、さらに資産が増やしやすいという効果を期待できます。
経済成長の果実を取り込む投資こそウェルスナビ
世界の経済は、先人たちや現在働いている無数の人たちの努力で成長を続けてきました。これを読んでいるあなたも、その世界経済を支える一員であることは間違いありません。
(出典)https://www.wealthnavi.com/about
ウェルスナビは6~7つの海外上場ETF(株価指数等に連動する海外の上場投資信託)を通して、世界約50ヵ国の1万以上の銘柄に分散して投資します。中には世界を代表する会社の株式も含まれています。長期的視点で、世界経済成長率を上回るリターンを目指しています。
投資活動の理論的根拠は?
投資に絶対ということは言えないにせよ、かなりの確率で資産がプラスになるのがウェルスナビです。理論的根拠として、ノーベル賞受賞者が提唱する理論をベースにした金融アルゴリズムを使用しています。
(出典)https://www.wealthnavi.com/
世界水準の金融アルゴリズムによって投資家ひとりひとりに見合った資産の組み合わせ=ポートフォリオを自動的に形成し、リスクを抑えつつ最大のリターンを図る投資活動をAIが展開するのです。その理論的根拠も提示されていて、誰でも閲覧できます。
WealthNaviの資産運用 アルゴリズム(White Paper)
ウェルスナビの実際の口コミ・評判
Twitter上でのウェルスナビに関する口コミのあれこれを見てみましょう。
#WealthNavi #ウェルスナビ
てんぱー来い pic.twitter.com/CtF7HlMMo0— WealthNavi晒し上げ (@NaviWealth) May 4, 2019
10%近い、凄い運用実績ですね。この人のように大きい額だと1%の変化でも大きいからなおさら興奮するでしょうね!でもAIは興奮しません。冷静に次の一手を判断します。
ウェルスナビを1年間やってみたんですが、飽きたんで出金しますw
まぁお金は多少増えてるし、悪くはないんです… が、勉強していくにつれて違うなと。
守りの投資は税制的にも優遇されているつみたてNISAでいいかなという結論に至りました。 pic.twitter.com/Pp8LPhvinR— 迫 佑樹/プログラミング講師 (@yuki_99_s) April 12, 2019
このように、プラスになっても否定的に感じる人も当然存在するのです。おそらくこの人にはAI任せというのが腑に落ちないのでしょうか。自分が主体の投資にこそ、面白さを感じるのかも知れません。
4/13 +10.17%
4/30 +10.19%平成最期の日は過去最高の利益幅で終了です。自分が運用するより遥かに優秀です。
4月末の積立でまた少し、利益幅は下がります。1ヶ月後、また同じパーセンテージまで至ることを祈りつつ。。
明日から始める令和にも期待!!
— a_poorly_made_face (@a_poorly_made) April 30, 2019
積立金によって毎月少しずつ運用の元手を増やす、コツコツとしたやり方で着実に大きい資産に向かう人が多いようです。
今日の #ウェルスナビ #Wealthnavi
年末の下落からの回復が素晴らしい\(^o^)/。先の事は分からないけど
少し下がったタイミングで入金しよと思ってチャンス逃してて良くない兆候(*´∀`)
お金入れるだけで勝手に運用して増やしてくれるロボアドは、楽ですね。手数料は1% pic.twitter.com/Sc6WXAQzyB— ❖ジラフ@月5万円の不労所得を半年で10万にしよう♪ (@RNAxRNAx) April 3, 2019
投資だから下落するのも当たり前、そこから浮上するのも日常茶飯事でもあり醍醐味でもあるので、運用の手間が一切掛からずに、投資活動を楽しめると考えれば結構よいツールと言ってよいでしょう。
ウェルスナビを久しぶりにみたけど巻き返してきてる・・・!
淡々と積み立ててます
今確認したけど最高マイナス7万まで下がってた!損するのが怖い人はリスク許容度でコントロールすべし!\(^o^)/
どうでもいい人は強気でほんとにほったらかししておくべし
テオは積立してないので全然増えないな pic.twitter.com/9YZ9yjeSiu— 埼玉たまこ (@saitama_tamako) March 16, 2019
このスタンス!本気でほったらかしのスタンスでも、着実に最善めざして運用してくれるのがウェルスナビの有難いところでしょう。
ウェルスナビの数あるメリット
(出典)https://www.wealthnavi.com/
ウェルスナビにはたくさんのメリットがあります。代表的なものを挙げてみましょう。
- 全自動で本来複雑な資産運用ができる
- セキュリティ面も大丈夫
- ロボアドバイザーの利回り実績では過去最高
- 手数料がシンプル
- 特定口座にも対応し確定申告が原則不要
- 自動税金最適化サービスが使える
それぞれを詳しく見ていきましょう。
全自動で本来複雑な資産運用ができる
ウェルスナビの最大のメリットは、全自動で高度な資産運用ができるという手軽さです。全自動なので始める時点からお任せであり、市場動向によってのリバランス(ポートフォリオのバランスの組み直し)もAIがおこなってくれます。
しかもスマホアプリでも手軽にできるという利便性は嬉しいですね。証券会社に任せると手数料もばかになりませんし、担当とのやりとり自体も面倒なものです。出金もすぐにできるのも良い点です。
ところで、ロボアドバイザー=自動運用ということではありません。投資一任型のウェルスナビのようなタイプのロボアドバイザーだけが自動運用してくれるのです。
セキュリティ面も大丈夫
ウェルスナビはセキュリティにも力を入れていて、大手証券会社と同等水準の管理をおこなっています。また、ウェルスナビに万一の事があった場合、利用者の資産は分別管理されていてきちんと保護される仕組みになってます。
ロボアドバイザーの利回り実績では過去最高
『MONOQLO the MONEY 2018年 6月号』によれば、ウェルスナビの利回り実績は、他のロボアドバイザーと比較して過去最高ランクです。利回りを色々な面で比較した調査の結果、実績が第1位なのです。最大20%程度の物凄いプラス実績も出ています。
手数料がシンプル
ウェルスナビの利用手数料は年率1%(税別) です。3,000万円以上の分はさらに安くなり、年率0.5%となります。それと別に信託報酬というのが0.11~0.14%程度かかりかます。
出金手数料は無料で、余計な手数料の必要がありません。手数料年1%ということは10万円の運用なら1年に1,000円程度なので、自動運用ということを考え合わせれば低い手数料と言えるでしょう。
特定口座にも対応し確定申告が原則不要
ウェルスナビは確定申告を不要にできます。ロボアドバイザーを始めるにあたって、選択できる口座は3種類あります。
①特定口座/源泉徴収あり=年間取引報告書を証券会社が作り確定申告も不要
②特定口座/源泉徴収なし=年間取引報告書を証券会社が作り確定申告は必要
③一般口座=年間取引報告書は自分で作り確定申告も自分でする
ウェルスナビは特定口座に対応しているので、口座開設時に特定口座でなおかつ源泉徴収ありにしておけば、税金の支払いも自動的にやってくれます。同種のロボットアドバイザー・サービスの中には、特定口座非対応のものもあるのです。
自動税金最適化サービスが使える
ウェルスナビだけが使える自動税金最適化サービスのDeTAXは、ひと言でいえば税金の負担を合法的に先送りしてくれるサービスです。つまり、含み損が発生している資産を、売却と同時に買い戻すことによって、税金を繰延べするテクニックを自動的におこないます。
税金の繰延で得られるメリットは、手元資金が増えるので複利効果のアップが期待できます。ウェルスナビ代表柴山CEOによれば、DeTAXの活用によって年間0.4~0.6%ほどの負担減が生まれて、事実上の手数料は0.5%ほど下がるとの事です。
(出典)https://www.wealthnavi.com
ちなみにCEO柴山和久は東京大学法学部を卒業後、ハーバードロースクールを卒業しました。日英の財務省を経たのち、大手コンサルティングのマッキンゼーにて10兆円規模の機関投資家をサポートする仕事を経験します。2015年にウェルスナビを創業しました。
ウェルスナビのデメリットとは一体どんなこと?
ウェルスナビにも当然デメリットはあります。おおむね以下のような項目です。
- スタートまでに時間が必要
- NISAに非対応
- 元本割れリスクは避けられない
ひとつずつ確認していきましょう。
スタートまでに時間が必要
ウェルスナビに限らずですが、投資サービスは最初に本人確認などの手続きが必要です。そのため、始めるのに少し時間がかかります。ウェルスナビは人気上昇中なので、開始手続きで1週間ほどはかかるようです。興味がある人は登録だけでもしておきましょう。
NISAに非対応
ウェルスナビはNISA非対応です。最低投資額を設定していたり、年間に2回のリバランスがおこなわれたりすることから、年間の累計買い付け額がNISA上限の120万円を超えることが多いと想定されるからです。
元本割れリスクは避けられない
ウェルスナビは投資ゆえの元本割れリスクが当然あります。ただし、推奨されている分散投資と長期投資を基本として進めれば、リスクは比較的軽減できます。いずれにしても投資は余剰資金でおこない、一旦始めたらしばらく続けることで、運用益が出やすくなります。
まとめ
話題のロボアドバイザー・ウェルスナビの基本情報と口コミやメリット・デメリットを紹介しました。価値観は人さまざまなので色々な評価があるにせよ、おおむね長期の投資実績は良好という場合がほとんどのようです。ひとによっては相当な利益を得ています。
その人の環境や目的によっても結果の捉え方は違うでしょうが、全自動での高水準投資ができるということは、リスクがあるにせよ非常に付加価値があるサービスだと言って過言ではないでしょう。